2018/01/29 カテゴリー:コラム
by himawari-staff
「厚生労働省が、通常国会に提出する「働き方改革」関連法案の「同一労働同一賃金」について、実施時期を1年延期する方向で調整。これにより大企業では2020年度、中小企業では翌21年度からの実施。」
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6269628
酒井です。
先日のニューズに《「同一賃金」1年延期で調整》とありました。
「同一労働同一賃金」とは読んで字のごとく、「同じ価値の仕事に対しては、従業員の区分(正社員、契約社員、パート等)に関係なく、同じ賃金にするべきである」という考えで、この「正社員と非正規社員の待遇格差の改善」は働き方改革の目玉とも言われています。
非正規社員の賃金は正社員に対して6割と言われていますから、賃金の引上げが課題なのは間違いないのですが、ただ私は「同じ仕事であれば同じ賃金」という表現だけでは、正社員や非正規社員本人の能力が見えないなと感じています。
「同じ仕事であれは、社員区分に関係なく同じ評価制度で査定して賃金を決める」と表現した方が明確で平等だと思うのですがどうでしょうか。
そしてその評価制度の作成をお手伝いさせて頂くのが私たち社労士のお仕事なのです!ご相談はお気軽にどうぞ!
先日いつも行くスーパーのレジで、私の前に並んで会計をしていたお客さんがレジ担当者に何かを尋ねました。
するとそのレジ担当者は沢山のお客さんのいる前で、大きな声で、
「正社員の方いますか~。正社員の方~。」と叫びました。
質問した内容は正社員しか分からない事なのかしら?
「同一労働同一賃金」だから叫んだ?
「同一労働同一賃金」じゃないから叫んだ?
どっちも同じ意味で微妙に違う。どっちだろう?気になります。(笑)