2024/06/10 カテゴリー:コラム
by himawari-staff
厚生労働省と文部科学省がまとめた「令和6年3月大学等卒業者の就職状況」によると、4月1日時点における大卒者の就職率は前年同期比0.8ポイント増の98.1%に達しました。平成8年の調査開始以降で過去最高を記録。就職希望者のうち、就職した者の割合を算出しました。
男女別の就職率は、男子が0.6ポイント増の97.9%、女子が1.0ポイント増の98.3%だった。文理系別では、文系が0.8ポイント増の97.9%、理系が0.7ポイント増の98.8%でした。
大卒以外では、短大卒が97.4%(前年同期比0.7ポイント減)、高等専門学校100.0%(0.8ポイント増)などとなりました。
※調査は、全国112校6250人を対象に、電話・面接などの方法で実施
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「退職代行サービス」を利用して新入社員退職から“2週間で800人以上(その内新卒が129人)の依頼”と言う記事を見ました。
昔のように新卒で入社した会社を定年まで勤め上げるという時代では無くなりました。色々な転職ツールがあって転職のハードルは低くなりました。
ただ、せっかく入社した会社、社会人として初めて働く会社が、すぐに辞めたくなるような会社だったという事は残念です。「退職の意志くらい自分で告げるべき」という意見もありますが、退職を自分で言い出す事が出来ない程の状況であったのであれば尚更残念です。
ミスマッチを作らないために、企業側は新卒者や転職を希望する人が、遠慮をせず正直に気になる事を確認出来る状況を作り、新入社員や転職した社員が長く勤められるよりよい環境づくりを心がけないといけませんね。