2021/02/15 カテゴリー:コラム
by himawari-staff
もう何年使っているんだったかなあ。iPhoneの充電がすぐに無くなるようになってきてしまいました。もうさよならの時が近づいてきているようです。
そうなるとiPhoneを新しくする事を考えなくてはいけないのですが、全然わからないので憂鬱。どんどん新しくなっているし、何がなにやら・・・。
なんてひるんでいてはいけませんね。携帯やPC関係は苦手だから、わからないからと言っていては何もできないしどんどん置いて行かれる時代です。
仕事関係でも押印が無くなり、手続きはどんどん電子申請化してきています。2021年4月からは給与のデジタル払いも解禁になります。
これにより会社は銀行口座を介さずに職員のスマートフォンの決済アプリなどに振り込めるようになります。大きな時代の変化ですね。
労働基準法24条には「賃金支払いの5原則」が定められています。
① 通貨払いの原則
② 直接払いの原則
③ 全額払いの原則
④ 毎月1回以上払いの原則
⑤ 一定期日払いの原則
①②により「賃金は現金で直接支払わなければならない」という解釈になります。
昔の漫画やドラマなどではよく「給与袋」が登場しました。あれが今でも本来の正しいスタイルですが、時代の流れにより、現在は口座振込が主流となっています。
会社が現金を用意する煩雑さや、多額の現金を持ち歩く事への会社や職員の不安等を考慮して、厚生労働省が、個々の職員から書面による申し出または同意などを取れば、銀行口座への振込による賃金支払いは違法としないと通達を出しているのです。
そして今度はデジタルマネーでの給与支払いがOKとなるのですから、これも時代の流れに沿った対応という事ですね。あと何十年かすれば、わざわざ銀行に行かないと給与をおろせなかったの??とビックリされる時代がくるかもしれません。
いやそもそも給与を銀行からおろすという概念すらなくなるかも!?紙幣もATMもどんどん減って「非接触」時代に突入ですね。
自分のiPhoneの機種変がわからない!とか言っている場合じゃないですね。お客様からのデジタル給与支払いのご相談にも乗れるよう、頭を柔らかくしてなんとか食らいついていこうと思います。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFK085NR0Y1A200C2000000/