2021/04/01 カテゴリー:コラム
by himawari-staff
弊社は1月から法人成りをし、2月末に事務所を移転、3月から新しい事務所で業務開始。社労士業は11年目になりますが、新鮮な気分です。
そして本日新年度がスタート。気合が入ります!
この4月から変わることと言えば、消費税込みの「総額表示」の義務化をよくニュースでみますが、私の職業分野で言ったら、国民年金と厚生年金の支給額が4年ぶりに引き下げられること、高齢化が進んだことによる多くの自治体での介護保険料値上げです。
国民年金(老年基礎年金(満額)1人分)は、6万5141円から6万5075円に(66円の引き下げ)、厚生年金(夫婦2人分の老年基礎年金を含む標準的な年金額)は、22万724円から22万496円(228円の引き下げ)になりました。
今の経済状況を反映すると仕方ないとしても、月額数十円から数百円でも減るのは、定年後の不安しか覚えません。
それからもう一つ、この4月からは「同一労働同一賃金」が中小企業にも適用となります。 (大企業は2020年4月施行済)
【同一労働同一賃金とは】
同一労働同一賃金の導入は、同一企業・団体におけるいわゆる正規雇用労働者(無期雇用フルタイム労働者) と非正規雇用労働者(有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣労働者)の間の不合理な待遇差の解消を目指すものです。
同一企業内における正規雇用労働者と非正規雇用労働者の間の不合理な待遇差の解消の取組を通じて、どのような雇用形態を選択しても納得が得られる処遇を受けられ、多様な働き方を自由に選択できるようにします。
ガイドラインをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000190591.html