2020/01/13 カテゴリー:コラム
by himawari-staff
厚生労働省の「令和元年賃金構造基本調査」によると、大卒初任給が男女計で初めて21万円を超えたそうです。(男性は前年ですでに21万円に達してしました)
5年前から比べると1万円の伸びですので、毎年2千円アップしてきた事になります。
東京都で具体的にみてみると、
【男性】
大学卒 224.1千円 高校卒 176.9円
【女性】
大学卒 216.2千円 高校卒 180.2円
今、数字をマジマジと見て気づいたのですが、同じ大学卒・高校卒でなぜ男女で金額が違うのでしょう?大学卒だと男性の方が高く、高校卒だと女性の方が高いです。
気になったので首都圏の他県で確認してみると、
【男性】大学卒 212千円 高校卒 174.8円
【女性】大学卒 208.5千円 高校卒 171.4円
【男性】大学卒 209.8千円 高校卒 173.5円
【女性】大学卒 213.9千円 高校卒 175.6円
【男性】大学卒 213千円 高校卒 175.4円
【女性】大学卒 208.12千円 高校卒 176.1円
なぜ同じ学卒なのに男女で差があるんだろう?なぜ女性が低いのだろう?
そういうのが女性の社会進出を阻むのではない・・・と言いそうになったけれども、千葉は女性の方が高い!という不思議。
調査は大企業~小企業まで幅広く行われているようなので、比較的高額を支給出来る大企業が多くある県や、小企業が多く高卒採用が優先されてる県などで結果は変わるとは思います。
ただ、もう男女で分けて調査する必要はないのではないか?と思うのは私だけでしょうか?だってなぜ千葉だけ女性が高いのか気になるし。(笑)
やっぱり最終的にそれを排除するのはまだ難しいのが現実なんでしょうかね。
いずれにしても、私が就職した時の初任給はホントに「スズメの涙」程度でしたので、あれからウン十年でだいぶ変わりましたね。