2019/07/08 カテゴリー:コラム
by himawari-staff
私達社労士が提出代行が出来る助成金は「厚生労働省が実施する雇用関係の助成金」が主なのですが、先週、助成金の話しをする機会が重なりました。
「助成金は返済不要の国から支給されるお金」という言葉だけが一人歩きしがちです。
社員雇ったら貰えるんでしょ?何か貰える助成金無いかな?
最近はだいぶ減りましたが、私が事務所を始めた頃は、それはそれは多くの人に聞かれたものです。
助成金は簡単に貰えるのか?
そんな訳はありません。
助成金をもらうには、さまざまな労働環境を整えないといけません。
従業員の教育研修や正社員化、残業の削減等は徐々に効果が現れるものですし、その制度を導入するには就業規則の見直しから始めないといけないケースもあります。
また賃金の未払いはないか?雇用契約書の記載内容に漏れはないか?など細かいところまでチェックされます。
ですので「助成金をもらうことだけ」を目的にしている会社は、途中で挫折してしまう事が多々あります。
考え方を変えれば、企業が法定三帳簿(・労働者名簿・賃金台帳・出勤簿)等を正しく整備していれば、要件に該当すれば当然に申請が出来る訳です。
という事は、助成金が支給されたという事は正しい管理が出来ているという証明にもなります。
ですので、助成金のご説明をする時は、「助成金の為に」ではなく「正しく、当然に、整備・管理等が出来ていた結果、助成金がもらえた」となる事が大切ですねとお話ししています。
弊所は助成金を申請代行を常時行っています。”労働環境の整備を正しく行いたい”と思われたのであれば、お気軽にご連絡ください。
助成金”も”貰えるかもしれません。