2019/05/06 カテゴリー:コラム
by himawari-staff
令和になって1週間が経とうとしています。
平成最後の1週間と令和最初の1週間は何も変わらないように思いますが、平成の約30年間とこれから始まる令和では色々な事が激変するでしょう。
それは労働制度の一つをとっても明確で、昭和から平成が始まった頃は、まだ終身雇用制度がメインでしたが、今は特に新卒の学生で終身雇用を考えて就職する人はどの位の割合になるのでしょうか。昔と比べると相当少なくなっているかもしれません。
昔は人気だった就職先の金融系も今や下火。現在は外資系のコンサルタント会社が大人気だそうです。それも初めから転職を踏まえての入社なんだそう。ここで経営のノウハウを学んでキャリアアップを目指すんだそうです。
思えば私が就職をした平成初期は「外資系のコンサルタント会社」は勿論、「IT企業」や「ベンチャー企業」という言葉もメジャーではありませんでした。今や当たり前の一人1台のパソコンもありませんでしたし、メールもありませんでした。あぁ恐ろしい。どうやって仕事をしていたのか?もはや謎です。(笑)
平成と令和では同じ進化と言っても、IT技術の進歩も伴って、令和の進化のスピードは平和のそれと全然違うと思いますから、令和に入っての10年、15年後は平成で30年かかった進化をはるかに超えた異次元の世界になっている事でしょう。
そのような事も踏まえ、これからの企業は、能力のある即戦力の人材を採用する傾向が高まるでしょうね。終身雇用、年功序列制度も既に崩壊が始まっていますし、これからは欧米のようにどんどん実力主義になっていくことでしょう。
企業は優秀な社員が入社してくれるような魅力的な会社にならないといけませんから、採用する方も採用される方も命がけです。
ただ働く人は企業に縛られなくなり、企業も職員に対し定年までの責任を負わなくてすみますので、お互いに対等で自由な関係になりますよね。
いずれにしても令和のこれからは、平成の労働制度とは全く違うものに間違いなくなりますので、置いていかれないよう頭を柔軟にしておかないといけませんね。