2025/09/16 カテゴリー:コラム
by himawari-staff
◆Vol.47 目標管理と評価の連動ポイント
評価制度を運用する際に欠かせないのが「目標管理」との連動です。目標が曖昧であれば評価も主観的になりやすく、納得感を得にくくなります。逆に、目標と評価を結びつけることで、社員は「なぜこの評価なのか」を理解しやすくなり、制度の信頼性も高まります。
まず大切なのは、目標を「成果」と「行動」の両面で設定することです。例えば「売上10%増加」という成果目標だけでは努力の過程が見えにくくなりますが、「新規顧客への提案を5件行う」といった行動目標を併せて設定すれば、取り組みの進捗が明確になります。成果に至るまでの行動を評価できる仕組みがあることで、社員は挑戦しやすくなります。
次に、目標設定の段階から上司と部下が対話することが欠かせません。一方的に与えられた目標ではなく、本人の希望や強みを反映した目標であれば、納得感が高まり、達成への意欲も増します。ある企業では「目標設定面談」を必ず実施し、組織の方針と本人のキャリアを重ね合わせて考える取り組みを行っています。
さらに、評価時には「目標の達成度」だけでなく「工夫や努力のプロセス」にも光を当てることが重要です。たとえ数値目標に届かなかったとしても、挑戦の姿勢や改善の工夫を評価すれば、社員は次のステップに前向きになれます。
目標管理と評価は、別々に存在するのではなく、相互に支え合う仕組みです。両者を連動させることで、社員の成長を促し、組織全体が着実に前進していけるのです。