2025/09/15 カテゴリー:コラム
by himawari-staff
◆Vol.46 定期的なフィードバック文化をつくる
評価制度を効果的に活かすためには、年1回や半期ごとの面談だけに頼るのではなく、日常的にフィードバックを行う文化を根づかせることが大切です。フィードバックは「特別なもの」ではなく、社員の努力や挑戦を日常的に認める習慣として根づくことで大きな力を発揮します。
まずポイントとなるのは「タイムリーさ」です。成果や行動をすぐに認めることで、社員は自分の努力が正しく見てもらえていると実感できます。「先日の会議での説明はとても分かりやすかったよ」といった一言でも十分で、その積み重ねが成長への大きな原動力になります。
次に大切なのは「小さなことを拾う姿勢」です。大きな成果だけでなく、「初めて挑戦した」「仲間を助けた」といった日常的な行動を評価に結びつけると、社員は安心して挑戦を重ねられます。ある企業では、上司が週に一度部下の行動をメモしてフィードバックする仕組みを導入し、社員のやる気が大きく高まった事例があります。
さらに、改善点を伝えるときには「もっと良くなるためのヒント」として表現することが効果的です。「ここができていない」ではなく「こう工夫するとさらに良くなるね」と伝えることで、受け手のモチベーションを損なわずに次の行動につなげられます。
定期的なフィードバックは、社員の安心感を育み、組織の信頼関係を深めます。評価制度を支える日常的な習慣として、前向きなフィードバック文化を根づかせることが、成長する組織づくりの鍵となるのです。