2025/09/08 カテゴリー:コラム
by himawari-staff
◆ Vol.39 評価の公平性を保つポイント
評価制度において最も大切なのは「公平性」です。社員が「正しく見てもらえている」と感じて初めて制度は信頼され、定着します。
公平性を保つには、まず「評価基準の具体化」が欠かせません。「積極性を評価する」といった抽象的な表現だけでは、評価者ごとに解釈が分かれてしまいます。「会議で自分の意見を月2回以上発言する」といった具体例を添えることで、判断が揃いやすくなります。
さらに「複数の視点」を取り入れることも効果的です。自己評価やチームメンバーからの簡単なコメントを補助的に使うと、偏りが減ります。ある企業では、評価面談の際に必ず「本人の自己評価」と「上司の評価」を見比べ、違いを一緒に確認するようにしました。
その結果、面談が一方通行ではなく対話の場となり、社員が安心して受け止められるようになったのです。
公平性は信頼を生み、信頼が制度を根づかせます。そして信頼が深まれば、社員は安心して挑戦や意見を出せるようになります。挑戦が増えれば組織は活性化し、制度は単なる評価ツールではなく「人を育てる仕組み」として機能し始めるのです。