2024/04/30 カテゴリー:コラム
by himawari-staff
会社のなかで中高年女性社員はどう見られているのか。共同研究「中高年女性会社員の活躍に向けた現状と課題」調査報告書をまとめた定年後研究所所長のお話によると、
・これまでは多様性というと女性だったが、中高年も含めて考えるようになっていて、「女性」と「中高年」が重なってきている。
・「男性ならば会社の都合で転勤命令が出たら、全国どこにでも従うのは当たり前」という古い価値観は急速に消え始め、「男性は全国転勤、文句を言うな。女性は自宅通勤」は、成り立たなくなっている。
・今の中高年女性はふるいにかけられた後の人で、特に50代の管理職ではない女性に管理職登用を呼びかけても反応してくれないのではないか、と思い込んでいた。しかし今回の調査では、2割前後は会社がサポートしてくれるなら手を挙げたい、という人がいた。
・60歳を過ぎて再雇用された女性から「全国転勤でチャレンジしたい」という声が出た例も聞いた。男性だから、女性だから、中高年だから、と言っている余裕はなくなってきている。
とのことです。
私もバリバリの中高年女性。私の周りの友人達も殆どが子育てを終え再就職をしています。中には新事業の立ち上げを任され、この春から所長として任務に就いた友人も居ます。
一度はストップしたキャリアが50代になってからまた積み重ねる事が出来るのは素晴らしいと思います。
私が若い頃は「そういう時代」ってのもあったので、仕方なくという場面が少なくともありましたが、今は「男性だから、女性だから、中高年だから」というのとは関係無く、自分が社会にとって価値ある人でありたいです。勿論その努力もしていこうと思います。