2023/10/02 カテゴリー：コラム
by himawari-staff
年収が一定額を超えるとパート労働者らの手取りが減る「年収の壁」問題を巡り、厚生労働省は年収１３０万円を超えても連続２年までなら扶養にとどまれるようにする方針を決めました。２０２５年に予定す５年に１度の年金制度改正までのつなぎ措置とし、この１０月から実施します。
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弊社は顧問先の殆どの会社の給与計算をしていますので、顧問先の中で年末が近づくと扶養の壁を越えないように働く時間を調整している職員がわかる事があります。また、あと何時間、いくら分働けるか？などのご相談がくる事もあります。
会社側にとっては年末にかけて人手不足の一因になっていますし、働く側にしても自由に働けた方がいいのになと思ったりするのですが、「働くと損をしてしまう」という状況を避けたいのもわかります。
１３０万円を超えても連続２年までなら扶養にとどまれるようになる事でこういった事が改善されるのはよかったと思います。
