2021/08/10 カテゴリー:コラム
by himawari-staff
厚生労働省がまとめた令和3年版の労働経済白書によると、雇用調整助成金などによる完全失業率抑制効果は2.6%程度だそうです。(調査期間2020年4月~10月の7か月間)
完全失業率は昨年10月に月に3.1%上昇していて、雇用調整助成金等の特例措置が無ければ、5%を大きく超えていた可能性があるとの事です。
コロナ禍での雇用調整助成金の支給額は7月23日時点の支給実績は、支給決定件数は401万3670件、支給決定額は4兆125億円となっています。(労働新聞より)
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失業率が5%を超えなかったのは良い事だけれど、雇用調整助成金の支給額が4兆円超えとは、何ともゾワゾワします。
オリンピックも無観客開催だったし、日本お金あるの~?(いや無いんだけども)と心配になります。
来年度は雇用保険料率が久しぶりにアップされる事が決定されていますし、法人税などの税金関係もどんどんアップするのでしょうか?国はお金を集めるのに必死かも。色々なところにシワ寄せがきそうです。ブルブル。