2019/02/11 カテゴリー:コラム
by himawari-staff
おはようございます。
先日のことですが、残念な記事が労働新聞に載っていました。
タイトルは「社労士を告訴・送検」~栃木労働局 助成金詐取の疑いで~とありました。
内容は虚偽の賃金台帳と領収証を作成・提出し、助成金を受給したとの事です。
弊事務所にも雇用に関する助成金の相談は定期的に来ています。
その多くが、申請までたどり着かずに終わることが多いです。
何故か?と言われれば、もらうための仕組み作りをしようとして無理が出てくるからです。
雇用に関する助成金は様々ありますが、無理をして受給するものではないと考えいます。
中にはもらうことが前提で、話を進められる方もいらっしゃいます。
今回の、栃木労働局の話も、賃金台帳と領収証以外は問題なかったのかもしれませんが、だから虚偽の資料を作っていいわけではありません。
あとから、受給要件を満たさなかったとわかってもそれはそれで仕方のないことです。
そのためにも、最新の助成金情報を仕入れたり、細かい受給要件の確認などが必要になります。
弊所も助成金は細かくやっているほうだと思いますので、自分の会社は可能性があるのかどうかなどについて検討してみたい方、お気軽にお問い合わせください。
また年度末が近づいていますので、新年度から新しい制度に変わる助成金も出てくる可能性があります。
雇用に関する助成金、きちんと使えば何も問題のない良い制度です。
使ったことのない事業主の皆さん、ぜひご検討してみてください。