2018/08/27 カテゴリー：コラム
by himawari-staff
平成３０年８月２６日（日）に第５０回社会保険労務士試験が行われました。
受験生の皆さま、お疲れさまでした。
各予備校が出す合格基準の予想点や模擬回答に一喜一憂されている方も多いのではないかと思いますが、合格発表日の１１月９日（金）までは何もわかりません。今しばらくはゆっくり休んで、本試験まではと封印してきたやりたかった事を楽しみましょう。
ところで今年度の受験申込者数は約４９，６００人だったそうですね。
私が１０年前に受験した平成２０年の第４０回の本試験の受験申込者数は６１，９１０人ですから１２，０００人強も減っています。
出来れば社会保険労務士は人気資格であって欲しいと願う私としては、これはかなり切ないです。
そこで、そもそもこの１０年間の受験申込者数の推移はどうだったのだろうと調べてみると・・・、
【受験申込者数】
第４０回 ６１，９１０人
第４１回 ６７，７４５人
第４２回 ７０，６４８人
第４３回 ６７，６６２人
第４４回 ６６，７３２人
第４５回 ６３，６４０人
第４６回 ４４，５４６人
第４７回 ５２，６１２人
第４８回 ５１，９５３人
第４９回 ３８，６８５人
第５０回 ４９，６００人
どうやら、第４６回と第４９回に何かが隠されていると見ました。そこで合格率を併せて見てみると・・・、
【受験申込者数と合格率】
第４０回 ６１，９１０人 ７．５％
第４１回 ６７，７４５人 ７．５％
第４２回 ７０，６４８人 ８．６％
第４３回 ６７，６６２人 ７．２％
第４４回 ６６，７３２人 ７．０％
第４５回 ６３，６４０人 ５．４％
第４６回 ４４，５４６人 ９．３％
第４７回 ５２，６１２人 ２．６％
第４８回 ５１，９５３人 ４．４％
第４９回 ３８，６８５人 ６．８％
第５０回 ４９，６００人
はは～んやっぱり。
私はこう分析！
①４０回～４４回までは７～８％の合格率が、４５回に５％となったため、「難しくて合格出来ないかも！」と思った人が多く、４６回の受験申込者数が４万人台にガタっと減った。
②しかしこれは何年も勉強をしてきた方が諦めてしまって申し込みが減った訳ではなく、今回から勉強を始めた初学者が減っただけ。長年勉強してきて、ずっと合格点スレスレの１点に泣いてきた受験生の方がここでゴソッと合格。そのため合格率がなんと９．３％までに上がった。
③４７回は、前年にその長年の受験生達が合格したため、受験生は初学者が多く、その結果合格率は２．６％という厳しい結果に。（厳しすぎるわ！）
④４８回も挽回は出来ず、４９回で「もういいや」と受験を諦めた方が多かったため申込者はなんと３万人台。
この法則で見ると、申込者数が減った翌年（つまり今年）は「合格率は低い」となる可能性が高いけど、まさかまた２％台の合格率になるとは考えにくいので、５～６％、もしくは逆にここ数年ずっと頑張ってきた受験生の方が合格して８％くらいになるかも。
なーんて私の予想なんておおよそデタラメなので信じちゃダメです。
本試験でベストを尽くせたのであれば、受験申込者数や合格率なんて関係ありません。合格基準を上回ったのか、そうでなかったかだけです。
何はともあれ、本試験お疲れ様でした。
今日から１週間はビールを毎日飲みましょう。（笑）
