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【◆Vol.83 理念を活かすフィードバックの工夫】

2025/10/22 カテゴリー:コラム 
by himawari-staff 

◆Vol.83 理念を活かすフィードバックの工夫

フィードバックは社員の成長を支える大切な仕組みですが、そこに経営理念を取り入れることで、単なる評価のやり取りから「価値観を共有する対話」へと発展します。理念を軸にしたフィードバックは、社員の行動を方向づけ、組織文化を育てる効果を持っています。

まず有効なのは、ポジティブなフィードバックを理念と結びつけることです。「その取り組みは“挑戦を恐れない”という理念に沿っていたね」と具体的に伝えれば、社員は自分の行動が会社の価値観と直結していることを実感できます。努力が理念に照らして認められることは、大きな誇りとやる気につながります。

次に、改善点を伝える際も理念を軸にすることで、受け手が前向きに受け止めやすくなります。「顧客第一の理念を考えると、もう少し相手の立場を意識できると良いね」と伝えれば、単なる欠点の指摘ではなく、理念に基づいた成長のアドバイスになります。

さらに、フィードバックの場を通じて社員に「自分の行動を理念に照らして振り返る」習慣を持たせることも大切です。上司の一方的なコメントだけでなく「今回の行動は理念のどこにつながっていたと思う?」と問いかければ、社員自身が理念を行動に重ねて考える力が育ちます。

理念を活かしたフィードバックは、社員の成長を促すと同時に、理念を現場に根づかせる実践の場でもあります。日常的なフィードバックに理念を織り込むことで、組織は共通の価値観を基盤に、着実に強くなっていくのです。

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