2025/09/21 カテゴリー:コラム
by himawari-staff
◆Vol.52 中堅社員のキャリアアップ支援評価
組織の中核を担う中堅社員は、即戦力として成果を求められると同時に、次のステージへ成長することが期待されています。評価制度においても、単なる「現状維持の評価」ではなく、キャリアアップを意識した支援型の評価が重要です。
まず大切なのは、成果だけでなく「後輩指導」や「チーム貢献」といった役割を評価に含めることです。中堅社員は業務遂行能力に加え、周囲に影響を与える立場にあります。その姿勢を評価軸に反映することで、本人も次世代を育てる意識を持つようになります。
次に、キャリアの方向性を一緒に考える面談が効果的です。「マネジメントに挑戦したいのか」「専門性を高めたいのか」を本人の希望と組織のニーズを照らし合わせながら確認します。ある企業では、評価面談の際にキャリアプランシートを活用し、目標と成長ステップを明確化する取り組みを行っています。その結果、中堅社員が主体的に学びや挑戦を選び取る姿勢が生まれました。
さらに、評価結果を研修や配置転換につなげる仕組みも欠かせません。例えばリーダー候補にはマネジメント研修を、専門職志向にはスキル研修を提供するなど、評価と育成をセットで設計すると、キャリアアップの実感が得られます。
中堅社員への評価は「今の実力を測るもの」であると同時に「未来の可能性を広げるもの」です。支援型の評価を通じて、社員は成長の方向性を見出し、組織全体も次のステージへと進化していくのです。