2025/09/19 カテゴリー:コラム
by himawari-staff
◆Vol.50 多様な働き方に対応する評価制度の工夫
リモートワークや時短勤務、副業の容認など、働き方が多様化する現代において、従来型の評価制度だけでは対応しきれない場面が増えています。多様な働き方を選ぶ社員が正しく評価される仕組みを整えることは、組織にとっても大きな課題です。
まず重要なのは「成果を測る視点」を柔軟にすることです。オフィスでの勤務時間や目に見える行動だけを基準にしてしまうと、リモート勤務者や時短勤務者は不利になりがちです。そこで、アウトプットや達成度を中心に評価軸を置くことで、公平性を保つことができます。
次に、コミュニケーションの頻度と質を評価に含める工夫も効果的です。たとえばリモート環境では「情報共有の速さ」「オンライン会議での積極的な発言」といった行動がチーム成果に直結します。こうした観点を評価基準に組み込むことで、多様な働き方の中でも貢献が見えやすくなります。
さらに、評価を一律で行うのではなく、本人の働き方に応じた目標設定を行うことが大切です。時短勤務の社員には「効率的に成果を出す工夫」、リモート社員には「離れていてもチームを支える行動」といった具合に、環境に即した評価軸を設定すれば、社員は納得感を持って働けます。
多様な働き方を受け入れる評価制度は、単なる公平性の確保にとどまらず、社員一人ひとりの強みを発揮させる仕組みへとつながります。制度を柔軟に進化させることで、組織全体がしなやかに成長していけるのです。