2024/02/27 カテゴリー:お知らせ
by himawari-staff
厚労省の諮問機関である、労働政策審議会は、令和5年12月下旬に、仕事と育児・介護の両立支援対策のさらなる充実に向けて、厚生労働大臣に建議を行いました。
厚生労働省では、この内容を踏まえた上で法改正を進めることとなります。
https://www.mhlw.go.jp/content/11901000/001174908.pdf
仕事と育児介護の両立支援の充実が、さらに加速しそうです。
興味がある方はぜひご一読下さい。
建議内容としては、以下の項目が挙げられています。
・子の年齢に応じた両立支援に対するニーズへの対応
・仕事と育児の両立支援制度の活用
・次世代育成支援に向けた職場環境の整備
・介護離職を防止するための仕事と介護の両立支援制度の周知の強化等
・個別のニーズに配慮した両立支援
・仕事と育児・介護との両立支援に当たって必要な環境整備
それぞれ、現行法における支援内容や対象をさらに拡充し、いかに離職を防ぐかという内容が主たるものとなっています。
少子高齢化が進展し、人口減少が加速している中で、どう働き手の減少を緩やかにして国力を維持するか、国が苦心している様子が伺えます。